エイプコイン(APE)とそのリリースが暗号通貨界で今最も注目の集まる話題となっています。 暗号通貨界の歴史において最も人気の高いNFTコレクションであるBored Apes Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)のトークンとして新登場し、様々な重要ニュースとともに大きな関心を集めています。 この特集記事では、エイプコインについて運営、全体像、そしてトークノミクス(トークンエコノミー)とトークンのユーティリティについて徹底紹介します。

 

Borad Apes Yacht Clubについて

エイプコイン(APE)とそのユーティリティとニュースについての詳細に入る前に、まず Bored Apes Yacht Club についてみておきましょう。 Borad Apes Yacht Clubは、Bored Apeの10,000のデジタル画像で構成されるユニークなNFTコレクションで、NFTトレンドにおいて最も有名な存在と言えるでしょう。

このNFTコレクションは非常に人気があり、作品全体で10億ドルを超える売上高を記録しています。 さらに、ジャスティン・ビーバー、エミネム、パリス・ヒルトン、スヌープ・ドッグ、マルク・キューバンら有名人がBored Apeを購入しており、このNFTコレクション は広範にわたる注目を集め、熱狂が沸き起こっています。 これに加え、このプロジェクトを取り巻く最新のニュースが同コレクションに加えその新たなトークンとともに、  メディア上で大きな話題となっています。

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Bored Apes NFTの一例

 

エイプコイン(APE)とは

今週水曜日、Bored Ape Yacht ClubとYuga Labsの公式ソーシャルメディアと併せ、エイプコイン (APE)が新たにAPE財団により導入されました APEはイーサリアム(ERC-20)トークンであり、Bored Ape Yacht Clubのエコシステムを成長させ、同プロジェクトで運営されるコミュニティにおける特徴、製品、サービスをもたらすものとなっています。

このコレクションに加え、Mutant Ape Yacht Club(MAYC)とKennel Club(以前のすべてのコレクションと併せ)のNFT保有者は新たにリリースされたトークン(今年さらにリリース予定)の一部を手に入れることができます。 詳細はトークノミクスの段落で説明しますが、約8億ドルに上る9,300万枚以上のトークンがすでにNFT所有者により獲得されるか、新規投資家によって購入されています。

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NFTコレクターとBAYC/MAYC NFT所有者へのトークン割り当て

 

APEのユーティリティ

NFTは、所有すること自体がそのプロジェクトへ寄せる信頼であり、その対価としてトークンを取得できる一面があります。 新たに発売されたトークンを実際に買うことは別のことであり、暗号通貨の世界ではしばしば大きく期待外れとなることがあります。 ではなぜ、このトークンが買われるのでしょうか?

それは主に、ユーティリティが理由です。 公式発表およびエイプコインのウェブサイトの通り、トークンは決済とトランザクションに用いることができます。 また、ガバナンス・トークンであるため、所有者は投票権を獲得し、AIP (APE改善提案) と呼ばれる場で様々な提案を行えます。

この提案の場では、ブランドの方向性の決定、エコシステムファンドの配分、情報提供、提案の再提出などが議論されます。 そのため、エイプトークンを持っていればAPE DAOコミュニティのメンバーとなることができ、同コミュニティのメンバーとして等しい投票権を得ることができるのです。 APEのユーティリティはこれだけにとどまらず、別の記事で際しく紹介します。

 

エイプコインの運営チームと構造

エイプコインについて調べれば、様々な団体が言及されていることに気づくはずです。 その中でも、Yuga Labs、エイプコインDAOとその運営、Ape Foundationなどが最も重要な役割を果たしています。 各団体の目的とするところを見てみましょう。

まずはYuga Labsについてです。 Yuga Labsは、Bored Ape Yacht Clubの公式コレクションを作成した運営チームです。 エイプコインともかかわりがありものの、Yuga Labsは同トークンの開発および実装を受け持ったわけではないことは明白に述べられています。

その作業は、新たに設立されたDAO(分散型自律組織)であるエイプコインDAOが担っています。 この組織は、トークンのロードマップや将来と合わせてトークンとその開発の管理の一切を手掛ける目的で設立されています。

エイプコインDAOには特別理事会もあり、非常に注目に値する識者で構成されています。 一例として、Redditの共同創設者であるアレクシス・オハニアン、FTXベンチャーおよびゲーミング部門責任者のエイミー・ウー、Animoca Brothersの共同創設者兼会長であるヤット・シウ、Horizen Labsの責任者兼ゼネラルカウンセルであるディーン・シュタインバックなどがいます。

これらのチーム構成メンバーは明白な実績を持っており、トークンとコミュニティの適切な開発を支援することを使命としています。 6か月後、エイプホルダーは次期メンバーを選出できます。 選挙プロセスは、年次で行われます。

そして最後に決して忘れられないのがApe Foundationであり、同組織はエイプコインDAOを支えるという大きな目標を掲げています。 日常の運営により関係しており、プロジェクトにおける法的業務執行の機能を果たしています。 このツイッターのスレッドに見て取れるように、Ape Foundationは「監査承認」の機能を担っています。

 

トークノミクス

新たに作成または鋳造されたコインとトークンに関する最も重要な情報の1つに、トークノミクスがあります。 作成されるトークン枚数、作成方法、分配比率などがトークノミクスに当たります。 エイプコインのトークン発行総枚数は10億トークンとなっており、プロトコルにより定められており、トークンの発行枚数が増減することはありません。 したがって、最大供給と最終供給が変化することはありません。

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エイプコイン(APE)のトークンの分配

供給量のうち最大の部分がDAOの財産および資金として割り当てられ、供給量全体の47%近くが割り当てられ、毎月約700万枚が48か月間にわたり発行されていきます。 DAO基金は当初、1億1,700万枚のトークンを確保しました。 供給量の15%が、以降90日間でNFTホルダーの手に渡る予定として割り当てられています。 これらはすべて「エコシステム基金」に当たる部分であり、APEの供給量10億枚の62%に相当します。

Yuga Labsには供給の16%が割り当てられ、プロジェクト開発への貢献として使用することができます。 さらに、この大部分がJane Goodall Legacy Foundationに割り当てられており、アフリカでの野生動物保護に貢献しています。 デジタル・エイプはこうして、本物のエイプを救ってもいるのです。

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Jane Goodall Legacy Foundationのシンボル

供給量のうち、さらに14%は立ち上げに貢献した人々に割り当てられています。 エイプコインの立ち上げに貢献したプロジェクトの運営チームに割り当てられてられるものです。 この割り当て分には注目に値するロックアップ期間が設けられており、詳細はここから確認できます。

残りの8%はBAYC創設者に割り当てられます。 サービスを世に送り出したBAYCの4名の創設者とYuga Labsがそれに当たります。 創設者へのトークンは、36か月間にわたり徐々に渡されていきます。

 

まとめ

このプロジェクトは、明らかに暗号通貨界隈で大きな熱狂的注目を集めています。 基盤となるBored Ape Yacht ClubのNFTコレクションはすでに人気を博し、暗号通貨界で最も熱狂的なコミュニティとなり、エイプコインについて今後もニュースが絶えないでしょう。 ただし、他の新しいプロジェクトと同様、投資判断には細心の注意を払う必要があり、暗号通貨に投資する前に自ら研究を行うことが賢明です。